カメラと僕と

カメラと写真について綴っていければ。

α7IIIでちょっと古いニコンのレンズを使ってみた

 こんにちは

 相変わらずFEレンズを追加できない状況なので、日々マウントアダプターで手持ちのレンズを使って楽しんでいます。

 今回はコレ。
・AI AF Micro Nikkor 60mm F2.8D
・AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D


・Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D


 ニコンの古いマクロレンズです。キレが良いとか色がこってりとか言われることが多いようですが、α7IIIとの相性はどうでしょう。
 まず嬉しかったのはググッと寄れる事。マクロレンズなので当然ですが僕の手持ちのレンズにはいい感じに寄れる玉があまりありません。
 マイクロフォーサーズ用のレンズでは、オリンパスの12-40mmPROや、Panasonicの42.5mmF1.7がとてもいい感じに寄れるレンズなので重宝していました。

 フルサイズで使えるレンズとしては、LEICA用レンズはレンジファインダー機用のレンズであるため近接撮影には対応していない。ヘリコイド付きマウントアダプターを使えば色々解決するのですが、ヘリコイド付きのマウントアダプター は何社から発売されており、どれも安価ではないのでどれを買おうか慎重に調べているところです。(ヘリコイド付きアダプター購入しました)

 今回のマイクロ60mmはマイクロの名が表す様に、当然もっと寄れます。
 ただし、寄ると被写界深度がとても薄くなるため、例えば花の場合しべにピントを合わせるのが一般的ですが、ちょっと風が吹いて花が揺れたり、カメラを持った自分の身体がグラグラする事でピンが外れてしまいます。

 きちんとしたマクロ撮影は三脚立ててやりましょうという事なのでしょうが、せっかく高性能なボディ内手ぶれ補正があるのに・・・と思ってしまいます。しかし、手ぶれ補正はカメラの前後方向のブレは対処できないようなので仕方ないところですね。連写でカバーできるかと試みています。

・AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D

Nikon AF MICRO NIKKOR 105mm F2.8 F/2.8 D

Nikon AF MICRO NIKKOR 105mm F2.8 F/2.8 D


 こちらも60mm同様、古いタイプのマイクロニッコールです。先日、実家に帰った時に引き上げてきたものです。少し前までは85mm〜135mmの所謂中望遠レンズにはあまり興味なかったのですが、最近は逆に好きな焦点距離領域になってきた上、フルサイズのα7IIIをメイン機に据えた事で自分的需要が高まり、しばらく使ってみようという気になりました。
 とはいえ、三脚持ち歩くのは面倒だし、マクロ撮影はあまりしないと思います。こんな感じのスナップを撮るのに使います。
 60mm同様に、シャープな切れ味のレンズといった印象です。f2.8と明るいレンズではないのですが、α7IIIの高感度耐性に助けられ、昼夜問わずに活躍してくれそうです。

 僕が購入したマウントアダプター がハズレだったのかもしれませんが、ニコンのレンズは無限遠が出ないものが何本かあり少々不満です。この2本のようにレンズによってはちゃんと無限遠がでるので(ギリギリな気はしますが・・・)何とか使っていけそうです。

 特に105mmは使っていて手ごたえを感じるので持ち出す機会が増えそうです。