カメラと僕と

カメラと写真について綴っていければ。

いつのまにかロックオンに対応していた話

こんにちは。

α7III(ILCE-7M3)で写真を楽しんでいます。
純正のFEマウントレンズは1本しか所有していないため、主に手持ちのMマウントレンズなどを付けています。

使用しているマウントアダプターはMマウントレンズをAFで使用することが可能となるこちらのアダプターです。
TECHART(テックアート) LM-EA7 ライカMマウントレンズ - ソニーα.Eマウント電子アダプター

9月のポストで購入した事を報告していたので、かれこれ半年ほど使用しています。その間に実家を漁って発見されたSuperTakumar55mmF1.8を使用するため、m42のレンズをMマウントに接続するためのマウントアダプターを購入してマウントアダプターを重ねて使用することに挑戦してみたりしました。
ちなみにこのm42→Mマウントのアダプターは、ものによってはLM-EA7に干渉して使えないなどという情報もあったため慎重に選びました。

さらにヤシコンのツァイスレンズなど他のm42マウントレンズや、デッケルマウントやペトリのレンズなどのオールドレンズに興味を抱き、本やネットや店頭で色々と物色する日々を送っています。

閑話旧題。

SONYのカメラを使用している人のは皆ご存知だとは思いますが、ソニーは自社製カメラ用のスマートフォンアプリとして「Play Memories Mobile」というアプリをリリースしています。

このアプリの主な機能としては、カメラで撮影した写真をWi-Fi経由でスマートフォンに転送したり、リモート撮影機能を利用してレリーズ代わりに使用したり、スマートフォンGPSデーターを写真に埋め込んだりと、主に撮影や撮影した写真の管理に関わるものが多いのだけど、お知らせ機能も備えています。

お知らせの内容としては、フォトコンテストの告知などが多いのだけど、たまにカメラのファームウェアのアップデート情報など、重要な情報についてアナウンスされる事があります。

α7IIIのファームウェアアップデートがあるとお知らせが届いたので確認すると、どうやら12月からアナウンスされていたみたい。

サイトに飛んでアップデート内容を確認すると、一つ前のアップデートもしていなかったらしい。
・・・遡り、昨年の10月10日にリリースされたVer.2.00の変更点に目を通していると、気になる項目を発見。

・LA-EA3装着時にすべてのフォーカスエリアに対応選択可能なフォーカスエリアとして[ゾーン]・[拡張フレキシブルスポット]・[ロックオンAF] を追加します。

最初は「LA-EA3」を「LM-EA7」と勘違いして軽く心踊ったのだが、落ち着いて考えてみればSONYサードパーティ製のマウントアダプターのためにファームウェア対応などするワケがない・・・と思っていました。ファームウェアを更新するまでは。

PCでファームウェアをダウンロードしてファイルを起動。USBケーブルでPCとカメラを繋いでファームウェアのアップデートを開始。待つ事数分で完了です。

手元のα7IIIには既にSUPER TAKUMAR 55mm F1.8が付けられたLM-EA7が装着済み。電源を入れてフォーカスエリアを選択しようとすると・・・

ロックオンが選択できます!

純正のマウントアダプターに対応したことでサードパーティ製マウントアダプターまで機能が解放されるなんて事があるのでしょうか!?

過去のポストでも書いた通りですが、
kuro-inu.hatenablog.com

ロックオンが使えない点は軽くショックだったので、これが解消されたのはとても嬉しい。手持ちの非純正レンズ達が更に活躍できそうです。

ILCE-7M3 SUPER TAKUMAR 55mm F1.8

ロックオンで猫撮りが捗るかも?

α7III(ILCE-7M3)を使っている方でLeicaM42マウントなどのオールドレンズを愉しんでいる方は、オールドレンズをAFで愉しめるマウントアダプターLM-EA7を買わない理由がひとつ減りましたね(^^)