カメラと僕と

カメラと写真について綴っていければ。

iPhone12ProMAXにはレンズを保護するケースがあると便利

 こんにちは。

 カメラ性能がシリーズ最高と言われるiPhone12ProMAXに機種変しました。携帯電話というよりも、新たに購入したコンパクトデジカメとしての使用感を書きたいと思います。

 iPhone12ProMAXには4つのカメラが搭載されています。各カメラの仕様について、Appleの公式サイトでは以下の様に記載されています。

 Pro 12MPカメラシステム:超広角、広角、望遠カメラ
 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角
 広角:ƒ/1.6絞り値
 望遠:ƒ/2.2絞り値
 2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、5倍の光学ズームレンジ(iPhone 12 Pro Max)
 最大12倍のデジタルズーム(iPhone 12 Pro Max)

 TrueDepthカメラ(前面カメラの事)
 12MPカメラ
 ƒ/2.2絞り値

 ・・・と、わざとわかりづらく記載しているのではないかと思える様な、一般的なカメラの仕様と異なる文法で記載されています。前面カメラに関しては焦点距離さえ記載されていません。
 少し調べたり、Exifデータを確認して一般的な表記に置き換えてみました。

 ■リアカメラ
 超広角カメラ:35mm換算14mm ƒ/2.4 12.2MegaPixels 5枚構成
 広角カメラ:35mm換算26mm ƒ/1.6 12.2MegaPixels 7枚構成 センサーシフトOIS
 望遠カメラ:35mm換算64mm ƒ/2.2 12.2MegaPixels 6枚構成 OIS
 ■フロントカメラ
 TrueDepthカメラ:35mm換算23mm f/2.2 12.2MegaPixels

 若干数値にブレがあるが、小数点以下を切り捨てるとか四捨五入とか、そういった誤差かと思われます。

 (カメラとしては)コンパクトなボディで撮影から現像、クラウドへのアップロードやSNSへの投稿まで全てを単体で行えるのは便利です。これまでもiPhoneを使用していたのでそのあたりは元々享受していた便利さですが、そこに14mmの超広角から65mmの中望遠のレンズが備わり夜景にも強く、最新のコンピューティングフォトグラフィを楽しめるのは日常がちょっとだけ楽しくなります。

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購入したレンズカバー付きiPhoneケース

 元より、散歩する際に持ち歩くカメラとしてα7IIIは少々重く、歩く際に負担になると考えていたところ、これまで使用していたiPhoneよりも格段に性能の上がったiPhone12ProMAXを本格的にコンデジとして運用していこうと考えた際に、ひとつ問題を感じました。それは、多くの人がパッと見て感じることだと思いますがこのカメラ(電話ですが)、レンズ部分のむき出し感が強く危険です。ポケットや鞄から取り出す際などのちょっとした拍子に指でレンズを触ってしまい、指紋が付着して拭き取るはめになりそうです。僕は元々スマートフォンは裸で使用するのが一番良いと考えており、ケースの類はここ何年も使用していなかったのですが、今回は早速amazonで探すことにしました。ケースを使用する目的が明確なので、レンズカバーを備えているものに限定して探しましたが、端末自体が発売された直後という事もあり、思っていたよりも種類がありませんでした。というかほとんどない。

 僕が購入したのは上記商品ですが、今は他にもいくつかあるようです。

 僕が購入したケースは高級感はありませんが、タフなイメージの外観は気に入っています。レンズカバーのスライドについて、パーツのサイズがきっちりしすぎているのか開閉時に少々固く、結構力を入れなければ動かないぐらいでした。スライド部分に蝋燭を塗ってみたりしましたがそれが功を奏したのか、単に何度も開閉を繰り返した為かはわかりませんが、最近は大分スムーズに開閉できるようになってきて快適に使えています。

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閉めた状態。裸の場合テーブルに置くとガタつくがこのケースを付けると安定するという利点もあります。
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暗いシーンにも強い点も魅力です。

 標準のカメラアプリではノイズリダクションが強くて、所謂「塗り絵」の様になってしまったり、シャープネスが強すぎたりと、色々と問題を感じる場合もあるかと思いますが、サードパーティー製カメラアプリを利用する事でこれらの問題を解決したり、RAWで撮影してそのままLightroomで現像するといった事もできてしまいます。これがこのカメラ(電話ですが)の最大の長所とも言えるかもしれません。次回はそのあたりを掘り下げて書きたいと思います。